投資は若いうちに始めたほうがよい、と聞いたことはありませんか?
私は両親から、よく聞かされて育ちました。
なぜ投資は早く始めたほうがいいのか、その理由を説明します。
この記事を読んで、投資を今すぐ始めようと思ってくれると嬉しいです。
お金の価値と時間
お金には時間とともに価値が変わるという性質があります。これを「お金の時間価値」と言います。
例えば、1000円を今手に入れるのと、1年後に同じ1000円を手に入れるのでは、その価値は異なります。
なぜなら、その間にインフレが起こり、物価が上昇する可能性があるからです。
したがって、今手に入れた1000円の方が価値が高いと言えます。
時間が経つと、現金でお金を持っていても気が付かないうちに価値が下がってしまいます。
そこで投資が有利になります。
投資をすると、お金を増やすチャンスが生まれるからです。
つまり、お金の時間価値を上手く利用して、将来的により多くのお金を手に入れることが可能になるのです。
長期的な視点で投資を考える
投資を行う際には、短期的な利益だけでなく、長期的な視点が重要となります。
なぜなら、投資は一夜にして大きな利益を生むものではなく、時間をかけてじっくりと成果を上げるものだからです。
以下に、その理由を簡単にまとめました。
- 時間と利益
投資は時間の経過とともに利益を生むものです。
長期的に投資を行うことで、利益が積み重なり、大きな成果を上げることができます。
- 利子の複利効果
投資による利益を再投資することで、利益が雪だるま式に増えていきます。
▲例えば100万円を年利3%で運用した場合、30年後には242万円に増えています。※年利3%は実現可能な数値です。
預金が低金利な現在、銀行に預けていても全く増えません。年利0.02%で計算すると、30年後は100万5千円です。
このグラフを見ると、投資をする価値が分かると思います。
- リスクの分散
長期的に投資を行うことで、短期的な市場の変動から影響を受けにくくなります。
これにより、リスクを分散させることができます。
- 積立投資
毎月一定の金額を投資することで、長期的な視点で資産形成を行うことができます。
まとめ
現金は時間が経つとインフレにより、お金の価値が下がります。
それに対し、投資は時間を味方につけて大きく増えます。
そのため投資の時間が長ければ長いほど、雪だるま式に膨れ上がっていきます。
若いうちに始めたほうが有利!とお伝えしましたが、もう若くないからと始めない理由にしてはいけません。
なぜなら今が一番若い瞬間だからです。
皆さんも少しでも早く投資に挑戦し、資産を増やしましょう。
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